武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2008-07-18から1日間の記事一覧

 『香水−ある人殺しの物語』 パトリック・ジュースキント著 池内紀訳 (文春文庫)

「パフューム ある人殺しの物語」という映画を先に見て、面白い映画だったので、原作に興味が湧いて読む気になった。映画と本を比較してみると、圧倒的な制作費をかけたと思われる見事な映像とスピーディーなストリー展開では、映画に分があり、丹念な時代考…