武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 福島第1原発で起きていることを正しく理解するために(2)


新聞やテレビで知ることの出来るニュースに満足できず、ネット上でいろいろ調べていて、参考になる市民サイドのサイトが見つかったのでご紹介したい。「原子力資料情報室」
http://www.cnic.jp/
Wikipediaで検索したら組織の概要が以下のように紹介されていたので引用しよう。
「1975年9月、高木仁三郎が設立。1999年9月に特定非営利活動法人化。原子力業界から独立した立場で、調査・研究などを行っている。また、公開研究会や国際会議、シンポジウム等を開催している。2011年現在は、没した高木に代わり、山口幸夫(法政大学教授)と西尾漠、伴英幸(元事務局長)の3人が共同で代表を務める。」
東電発表や政府発表の情報を、事情がよく分かっていない<専門家>が解説するのを聞いていると、ますます不安がつのって仕方がない。
どう考えても危機的な事態であることに変わりはないので、安心できる情報はあり得ないが、どうせなら正確で確かなことを知っておきたい。
長年、原発反対の立場で活動してこられた方々の発言なので、耳を傾けてみる価値があるのではないか。このサイトからドイツやノルウェーなど海外の気象庁放射能汚染シミュレーションを覗いて見るのは参考になる。
原発周辺だけの原子力安全委員会のシミュレーションが公表されたが、2号機だけでは意味がない、汚染はもっと広域のはず。特に、3号機はプルサーマルプルトニウム汚染の可能性があるのでは。
万が一、風向きが変わったら、どうすればいいのだろうか。