武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 【電力自立】ロビンソンの夢(3)

《電力自給は良い気分》
 ミニ太陽光発電システムが動き出したので、充電をする電気製品の電池やバッテリーを少しずつこちらの方に切り替えている。まずは、iriverと言う旧型のデジタルプレーヤーのリチュウムイオンバッテリーを充電した。1回の充電で50時間近い再生時間が期待できる優れもので毎朝の散歩のお供。
 次に充電したのは、家人の携帯電話、壁のコンセントから充電器を外して、太陽光発電システムに接続した。
 家人曰く、「自家発電の電気を使っていると思うと、何だか気分が良いわね」全くその通り、少量とは言え、電力会社に頼らないで、自然エネルギーの王様である太陽光を利用して発電するなんて、我が家にはかつてなかった大変化、新しいステップを踏み出した感じがする(苦笑)。
 買い置きの単3と単4の予備のリチュウムイオン乾電池を暇なときに、次々と充電してやるつもり。単1と単2の乾電池については、単3を使った変換アダプター(後述)という商品が売られており、単3をセットして単1や単2として使える優れものがあるので、予備の電池は単3と単4を準備しておけば大丈夫。


<ソーラー レギュレーター(太陽光発電 調整器)>
 この装置は、シンプルだが良くできている。パネルとバッテリーと出力コンセントをつなぐ中継基地である。表示ランプが5個付いていて、緑のランプがソーラパネルとの関係を表示している。Loadはパネルとの接続状態、Chargeは発電状態(充電状態)を表し、発電ランプが点滅すると充電していることを表す。
 赤い3個のランプは、Batteryの蓄電状態を表し、3個は満タン、2個は約半分、1個になったら寿命を縮めないためにバッテリーの使用をストップしたほうがいいことを表している。
 ベランダに陽があたると、コントローラーの緑のチャージランプが点灯(点滅)して、充電していることを報せてくれる。充電する程の発電量がないときは、緑のランプがつくだけなのに、陽があたるとすぐに発電量が増えて充電が始まりランプが点灯する。
 赤のランプは、まだ3個点いた事はないが、この装置はそのときは、充電をストップしてくれることになっている。逆に、1個の時は減りすぎだが、まだその状態にもなったことはない。




インバーター(交流変換器)>
 ワークショップのセットに入っていたインバーターの性能が良すぎて、使用すると冷却ファンがまわり騒音がうるさいと言うことが仲間内で話題になった。画像の本品は、車に積んで使っていたもので、コンセントは1個しかないが出力が小さいのでファンなしで無音、書斎や夜間での使用はこちらの方がいいかもしれない。シガーソケットに差し込むと、100ボルト家電製品が使えます。
 こうして、課題を一つ一つ解決しながら、生活の中に太陽光発電の自給システムを導入してゆくと、だんだん小さな<ロビンソンの夢>が形をなしてゆく。こういうプロセス自体が楽しいと言うこともあり、ロビンソンの夢は大事に育てていきたいと考えています。

(追記)<乾電池変換アダプター> 画像は、単3乾電池を単1や単2の乾電池として使うためのアダプター、近所の電気屋さんで売っていたもの。