武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2020-01-01から1年間の記事一覧

作業日誌その190

[山荘便り][作業日誌その190] 山荘周辺は標高500mほどなので、低い雨雲がくると雲の中に入ってしまう。視界は30m以下となり一軒家のようになってしまう。幻想的と言えなくもないが、湿度が高くなり除湿機の出番となる。樹木は生き生きとしてくる。 5月…

作業日誌その189

[山荘便り][作業日誌その189] 敷地の林に増えてきたオオバギボウシの新芽別名ウルイを山菜として収穫することにした。この一週間ほど、朝晩の食卓に一品追加だ。かすかな苦みがあって噛んでいると粘りが出てくる。灰汁も癖もない食べやすい山菜に重宝してい…

作業日誌その188

[山荘便り][作業日誌その188] 敷地の所々でヤマツツジが咲き出した。林の中なので伸び上がって見上げるような高い位置で咲き誇っている。民家の庭で見るようなこんもりしたまとまりに欠けるけれど、のびのびと咲いているのが一興。4月25日(土)晴れ午後、移…

作業日誌その187

[山荘便り][作業日誌その187] つい先日咲いたばかりのカタクリに、早くも青い実ができた。実が熟すると種を散らして、地上からあっという間に姿を消す。素早い春の妖精。 こちらはヤマユリ、地上に顔を出したのもつかの間、ぐんぐん茎をのばして葉を広げ始め…

作業日誌その186

[山荘便り][作業日誌その186] 敷地内で最も背の高くなるヤマユリが顔をだした。一日に1cmほどのびて、ぐんぐん大きくなる。大きな岩の間に定着したために、イノシシの攻撃から逃れ、毎年伸びすぎて2mmほどにもなり自重を支えきれなくなって、花の重さ…

作業日誌その185

[山荘便り][作業日誌その185] 東斜面の自生のシュンランが花をつけた。数週間のずれはあっても自然の営みは順調そのもの、人間界のじたばたもそのうちに治まるはず・・・。4月1日(水)晴れ午前、買い物と移動。午後、敷地見回り、北斜面落ち葉ブロアー、薪…

作業日誌その184

[山荘便り][作業日誌その184] 季節外れの降雪にもめげずにレンギョウの花盛り3月26日(木)晴れ午前、買い物と移動。午後、敷地見回り、薪ストーブ試運転、煙突掃除をしたので快調、読書。3月27日(金)晴れ午前、薪ストーブ、スローイング練習、東斜面の落…

作業日誌その183

[山荘便り][作業日誌その183] 今年は、例年よりカタクリが地表に出てくるのが2週間ほど早い。特徴的な葉っぱが所々に顔をのぞかせている。開花まで一週間ほど。3月17日(火)晴れ午前、買い物と移動。午後、敷地見回り、薪ストーブ、読書。3月18日(水)晴…

作業日誌その182

[山荘便り][作業日誌その182] 山荘と自宅の二地域暮らしにずっと付き合ってくれている猫のチーちゃん、コミュニケーション能力にたけており、何種類もの鳴き声とアイコンタクトで我が家に君臨しつつある。 3月11日(水)晴れ午前、買い物と移動。午後、敷地…

作業日誌その181

[山荘便り][作業日誌その181] 地面すれすれにセイヨウタンポポが花をつけ始めた。もう少し暖かくなると日当たりのいい場所を占拠する。その生命力の強さにいつもかなわない。3月6日(金)晴れ午前、買い物と移動。午後、敷地見回り、薪ストーブ、読書と音楽 …

作業日誌その180

[山荘便り][作業日誌その180] 早春の恵み、愛らしいウグイスカグラのつぼみが開き始めた。3月1日(日)晴れ午前、買い物と移動。午後、敷地見回り、薪ストーブ、読書と音楽 。3月2日(月)晴れ午前、薪ストーブ、灯油の買い出し。午後、昼寝、ツリクラの室内…

作業日誌その179

[山荘便り][作業日誌その179] 早春のオオイヌノフグリ、春の足音が遠くから使づいてくる。2月23日(日)晴れ午前、買い物と移動。午後、薪ストーブ、エンジンブロアーの調整、焚火で枯れ枝焼却、読書。2月24日(月)晴れ午前、薪ストーブ、買い物とレストラ…

木登り事始め その8 ユニセンダー2のこと

画像はネット上からの引用、試作品のようにも完成品のようにも、どちらともとれる。 以前に木登りのことについて書き始めて、長くお休みしてしまった。興味は持続していたので、時々インターネットではチェックしていた。最近では、お気に入りデバイス、ユニ…

作業日誌その178

[山荘便り][作業日誌その178] 例年にない暖冬の影響で、樹木の根からの給水活動が早まり、すでに樹液の移動が活発になっている。剪定のつもりで枝を切ったらイロハモミジの切り口から、たらたらと樹液がしたたり焦った。木の中では春の準備が進んでいる証拠…

作業日誌その177

記録的な暖冬のせいか、二月中旬なのに日当たりのいい地面を見ると、早くもホトケノザとオオイヌノフグリが地面すれすれに咲き出した。寒い日を予想してか、伸び上がらず低い位置で首を竦めるようにして咲いている。がんばれよと声をかけたくなる。 2月11日…

作業日誌その176

[山荘便り][作業日誌その176] 冬の間、木々が冬眠している間に、過密状態の不要木を間伐しておかないと、風通しが悪くなり、虫が住み着きやすくなってしまうので、葉が出る前に間引くことにしているが、伐採する木を選ぶのに迷ってしまう。葉がないと、余計…

作業日誌その175

[山荘便り][作業日誌その175] 冬の日中は、晴れていれば室内にさんさんと日光がはいり、9時から3時ごろまでは暖房がいらなくなる。今年は暖冬なので、樹木の根からの水の吸収開始が早まるかもしれない。暖冬に自然がどう反応するか気がかり。 1月20日(月…

作業日誌その174

[山荘便り][作業日誌その174] 今年になって初めての朝焼けをみた。東の空を赤く染めて登ってくる朝焼けは、その一日がいい日になるような予感を与えてくれる。夕焼けも好きだが、朝焼けのほうがもっと良い。1月14日(火)晴午前、買い物と移動。午後、薪スト…

作業日誌その173

*[山荘便り][作業日誌その173] 5日の未明、少し雪が舞った。落ち葉がつもった地面がうっすら白くなった。赤城の南麓は、いつもなら雪と言ってもこの程度しか降らない。つもるのは珍しい。ただし、風は強い。立っているのが辛いほどに吹き荒れる。1月4日(土…