武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 新たな生活空間の構築(15)

《最近の山荘の訪問者》 山荘の気温は平地より5℃ほど低いと以前に書いたが それは真夏でも同じこと、 平地が35℃を超える猛暑日になると 室内でも30℃位にまで室温が上がり 湿度が90%を超えるとさすがに厳しい。 クーラーは前の使用者同様導入しないの…

 新たな生活空間の構築(14)

《壁一面の本棚》 ほぼ3ヶ月を要した渡り廊下の本棚が完成した。 本のサイズに合わせて設計したので、向かって右側の本棚は奥行きが140mm、 文庫版(105)、新書版(103)、四六版(127)、B6版(128)など 中小型のサイズがびっしりと無駄なく収納できる…

 新たな生活空間の構築(13)

《工房を手に入れる》 子供時代をすごした生家は農家だった。 敷地に農作業ができる納屋があり、作業ができるしっかりした空間があった。 おかげで子供時代には工具を使って好きなだけ工作に夢中になり 手足に無数の小さな切り傷をこしらえた。 高校生になっ…

 新たな生活空間の構築(12)

《歓迎されざる訪問者》山荘の林床には沢山のヤマユリが自生しており、 7月の下旬ごろに花をつけるのを楽しみにしていた。 黄緑色をしていた蕾がふくらみ、 少しずつ咲き始めたので喜んでいたところ、 朝、起きてみたらヤマユリの花が見えなくなっていた。 …

 新たな生活空間の構築(11)

我が山荘の立地は山林、家屋が建っている所だけが僅かな平地、 それ以外はことごとく斜面で出来ている。 人工的に造成された法面ではなく、自然に形成された斜面のようである。 人工であろうと自然であろうと斜面なので、大雨が降ると表層の土壌が流される。…

 新たな生活空間の構築(10)

山荘が和風建築というのか在来工法というのか伝統的な古い木造の建物なので、 屋根裏と床下の通風がよくて、いつもさやさやと微風が流れていることは以前に書いた。 ところがこのところの多湿な梅雨シーズンになって周囲の雑木林が湿ってくると、 そのまま室…

 新たな生活空間の構築(9)

山荘から武蔵野の現住所に帰ってきて体感するのは、真夏日の<蒸し暑さ>の大きな違いである。 はっきり言って山荘は涼しく、現住所は蒸し暑い。 その理由について調べてみた。 1、まず標高が違う。現住所の標高は約65mであるのに比べ、、山荘の標高は約470…