武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 花々で溢れ始めた武蔵野の小道

気候が良くなってきたので、散歩に出ると、目と耳を楽しませるものに事欠かない。目に楽しいのは、次々と咲き出した道端の花々。畑にも作物の花が咲き出したので、観賞用の豪華なばっちりお化粧したような花々とは一味違う、清楚な野菜たちの花々がひっそり…

 『美しい日々』 片山健画集 (幻燈社)

初めにお断りしておくが、この画集は、多分現在は入手困難、昭和44年に1000部限定で出版されたもので、私が所有しているのは323番。古書店を検索してもかなり高い値段が付いている。当時はあまり売れなかったらしく、大きい書店ではよく見かけたも…

 『自家菜園歳時記』 伊藤益臣著 (現代教養文庫)

動植物の飼育栽培が苦手な無精者だが、動植物は大好き。丹精込めて栽培された草木を愛でる気持ちだけは、栽培者に申し訳ないが、人並みに旺盛、可愛がって育てられたペットも微笑ましくて、つい手が出てしまう。 さて、本書は昼間サラリーマンとして働く方の…

 伊豆のんびり旅行

三泊四日の日程で伊豆の温泉に行ってきた。熱川の温泉を引き湯しているという行きつけの宿で、朝晩湯につかりながら、周辺の春を楽しんできた。火山活動でできた大室山の麓に桜の里という公園があるので行ってみた。 ソメイヨシノばかりの桜の公園が多いが、…

 ちょっとした買い物

今日は、今大事にに育てている<糠床>の品質を、短期長期の旅行中も腐らせないで維持するための、入れ物を買いに出かけた。短期間は冷蔵庫、10日間を越えるようだと冷凍するのがよろしいと、漬け物の本に出ていたので、やってみようという次第。 ここ何ヶ月…

 花をつけ始めたしぶとい道端の雑草

農道を歩いていると、種蒔きが始まっていたり、種蒔きの準備が終わった畑が沢山目に付く。透明だった黒かったりする農業用マルチシートに覆われた畝が延々と続いている畑もある。武蔵野の畑は、着々と農作業が進行している。 さて、足元を見ると気の早い雑草…

 『マンガ「種の起源」』 田中一規著 (講談社)

おそらく80年代に発達した出版形態だとおもうが、いわゆる<学習マンガ>のジャンルに入る一冊。以前に歴史教育の資料になるかと思い、日本の歴史の学習マンガを何種類か読み比べ、自宅でも確か小学館版を購入した記憶がある。とにかく収録してある情報量が…

 雨が来る前の散歩

昨日から大陸の寒気が張り出してきて、寒の戻りとでも言うべき寒さ。石油ストーブをしまいかけたので、エアコンの暖房に頼る時間が長い。今日の午後から天気が崩れるという予報なので、午前中に散歩に出た。 北のコースを歩いたが、少しずつ花が増えてきたの…

 所沢の桜の名所、東川沿いの夜桜

昨日、午後になって時間が空いたので、お気に入りの桜の名所に出かけた。二級河川か三級河川か知らないが、所沢の市街地を流れる河川の両岸に、30年を越える樹齢の桜がずらりと並び、今が丁度満開の花見時。次第に日没にかかる時間帯だったので、薄暗くなっ…

 春の日の退職者の週末

退職して1年、方々へ出かけてみてつくづくと思い知ったことは、土曜日曜は現役の休日だということ。とにかくどこへ行っても人出が多い。賑やかなのが好きな人はいいが、静かで落ち着いた方がいい人には、いささかくたびれる。従って、退職者は、休日は自宅に…