武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 新たな生活空間の構築(74)

《山里に一足早い猫の春》 二月も下旬ともなると下界では花粉症の話題と共に、春の気配が漂い始める。ところが標高500mの位置にある山荘周辺の山村では、スギの雄花はまだ硬く、寒波や北風の吹く日は冬の気配が濃厚、地面の雑草も凍えたように縮かんだままで…

 新たな生活空間の構築(73)

《チーちゃんの飼い主捜し》 現住所での滞在日数がすこし長くなった。赤城から連れてきた迷子の猫のことで、日も長くなって少し春めいてきたのでいつ発情するか心配になって近所の動物病院へ相談に行った。すると、驚いたことにチーちゃんは既に避妊手術がす…

 新たな生活空間の構築(72)

《迷子のチーちゃんその後》 前回は、山荘に現れた迷子のメス猫チーちゃんを置いて、山荘から現住所に帰ってきたことを書いた。現住所での用件を済ませて数日後に山荘に行ったところ、さっそく現れたのは野良猫サンちゃん、チーちゃんの姿は見かけないので無…

 新たな生活空間の構築(71)

《新しい猫の来客》 二月に入って少し時間が空いたので早速山荘に行ってきた。前回来たとき、玄関の前まで除雪してあったが、どなたが除雪してくれたのか、分からないままだった。考えられるのは(1)前橋市の市道なので市の除雪車か、私有地まで除雪してあ…

 新たな生活空間の構築(70)

《自分を客として迎える住居》 今回は奇妙なお題になってしまったが、我が二地域暮らしの要諦と思われるポイントなので、あえてそのままにした。現住所はあくまでも生活の拠点なので、生活臭が満ち溢れ、やや雑然とした生活の場である。狭い空間に生活に必要…