武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

杉花粉に覆われて

例年になく今年の杉花粉は量が多いと言う予報だったが 本当にスゴイ、半端ではない。朝の散歩の前に 薄黄緑色になったクルマに数杯の水をぶっかける。 すべての窓のくもりを拭き取りクロスで拭きあげる。 そうしないと気持ちよく安全に運転できそうにないほ…

アカガエルの大宴会

山荘の脇を流れる沢からにぎやかな動物の鳴き声がした。 水溜まりの中に何やら動いている。 遠いのでハッキリしないけれど蛙のようだ。 浅瀬の辺りに何匹もいてさかんになき交わしている。 スマホで検索すると声から判断してアカガエルらしい。 草むらに座り…

少し元気に その十

道端のセツブンソウ いつも散歩している遊歩道の道端に 待っていたセツブンソウが咲きだした。 今年は咲かないのかなと心配していたのだが それまで何にもなかった地面に ポツリポツリと芽が出てきたと思ったら みるみる一斉に咲きだした。 今年も無事に咲い…

少し元気に その九

赤城の山荘を手に入れてもうすぐ九年になる。 はじめは週末の山里暮らしで 所沢の暮らしと半々ぐらいの行き来だったが コロナのことがあって山里暮らしが大半になってしまった。 山里暮らしが長くなると今まで気づかなかったことにも気がつくようになる。 街…

少し元気に その八

24日からの記録的な寒波は凄かった。 夕方までは大したことないかなと侮っていたら 夜半ごろから北風が急に強くなり 布団のなかで荒れ狂う赤城下ろしになすすべもなく 翌朝になって初めてホゾ噛む思いを味わった。 ガス給湯器の配管が凍結、お湯を使いたくて…

少し元気に その七

赤城下ろしが吹き荒れる寒い日には 西側の工作室に設置してある薪ストーブに火をいれる。 電気やガス、灯油などを使うストーブと比べると その不便さは計り知れないほどあるけれど 山荘暮らしでは得がたい長所があり欠かせない。 私たちの山荘は雑木林の中に…

少し元気に その六

今日は旧暦の大寒の翌日、今年の冬は比較的暖かいと思っていたけれど 久しぶりに赤城下ろしと言う名の北西の強風が吹き荒れて 赤城山の南麓に人影が少ない。冬の小鳥も姿を見せず 冬木立の雑木林を大きく揺さぶる風の音だけが鳴っている。 この辺りの地元野…

少し元気に その五

私たち老夫婦は毎朝散歩に出る 豪雨やよほどの強風、大雪でもない限り 五十分程度のアップダウンのある遊歩道を 移り変わる四季の景色を楽しみながら歩く。 遊歩道のある道の駅の駐車場まで車で移動し 歩いているときは自然公園のようなのどかな道を 息が弾…

少し元気に その四

後期高齢者の二度めの運転免許更新のため認知機能検査に行ってきた 早めに家を出たのに雨の中、駐車場探しに手間取り 検査会場にはギリギリに到着。 受付と同時に検査室に当日の参加者とともに移動。 エレベーターでの移動だったが 高齢のため足の悪い人もい…

少し元気に その三

以前にこのブログにも書いたことだが 65歳の時、思い立ってダイエット BMI体格指数22まで減量して十年たった。 だが最近、少しずつ痩せはじめたことに気が付いた。 体重が減ると身体が軽くなり 日常生活が快適に過ごせて都合がいいのでうっかりしていた。 あ…

少し元気に その二

昨年の9月の終わり頃 道端にしゃがみこんだお年寄りを見かけた。 救急車を呼ぼうかと声掛けしたら 救急車はやめて手助けしてもらえないかと。 連れ合いと二人して 近くの自宅まで運んだはいいが ご老人思いの外大きくて重く 想定外の重労働になった。 その…

少し元気に その一

長い間、更新をなまけていた。 後期高齢の日常がたんたんと過ぎてゆき 気がつくと何事もなかったかのように たくさんの月日が経過してしまっている。 いけない、いけない。 反省したついでに、ブログを再開することにした。 ギャラが発生するような仕事の類…

作業日誌その223

[山荘便り][作業日誌その223] 2月9日(火)晴れ午後、移動、読書と音楽。2月10日(水)晴れ午前、地場野菜の買い出しと日用品の買い物と灯油3缶買い出し。午後、昼寝、薪ストーブ、音楽と読書。2月11日(木)晴れ午前、薪ストーブ、読書と音楽。午後、昼寝、…

作業日誌その222

[山荘便り][作業日誌その222] 1月26日(火)曇り後晴れ午前、移動。午後、昼寝、灯油買い出し、音楽、Zoom会議。1月27日(水)曇りのち晴れ午前、薪ストーブ、薪棚修理、音楽と読書。午後、昼寝、光回線の設置申し込み、音楽と読書。1月28日(日)曇り午前、…

作業日誌その221

[山荘便り][作業日誌その221] 赤城南麓の降雪風景、風花ではなく本物の雪、落葉した木の枝にびっしりと着雪している。すぐに落ちてしまう早朝の風景。晴天率が高いのですぐに溶け落ちてしまうので、束の間の雪景色。早朝にしか見られない絶景のひとつ。 1月3…

作業日誌その220

[山荘便り][作業日誌その220] 早朝6時半ごろの朝日の出、氷点下5℃ぐらい、乾燥しているので、あまり霜はおりない。木々は冬眠状態で、静寂がそのまま凍り付いたよう。いい時間帯だ。熱いコーヒーがうまい。12月26日(土)晴れ午前、移動。午後、昼寝、薪ス…

作業日誌その219

[山荘便り][作業日誌その219] この時節、強い寒波がくると、赤城南麓の山里には風花が舞う。雪のように見えるが降雪ではなく、雪の破片が風に運ばれて山を越えて運ばれてきたもの。日が昇るとすぐに消えてしまう儚い景色。 12月22日(火)晴れ午後、移動、LP…

作業日誌その218

[山荘便り][作業日誌その218] 格安の中国製の鋳物薪ストーブをホームセンターコメリで購入、自分で搬入し組み立てて設置した。3回ほど温度を抑えた慣らし運転をして、現在通常運転中。これまでの時計型ストーブと比べ、温まるまでに時間がかかる。容量も小…

作業日誌その217

[山荘便り][作業日誌その217] 山荘に食事に来ている野良猫、名前はシロ、人間と1m以上の距離を保ち、敷地を縄張りにしているようだ。敷地の山林には、タヌキ、イノシシ、ハクビシン、他の野良猫など、多様な動物の往来があるので、人間を楯のように利用して…

作業日誌その216

[山荘便り][作業日誌その216] 紅葉も終盤、新芽時から頑張ってきた緑が役割を終え、枝を離れて地上に舞い落ちる。地面で分解され、最後は根っこに養分を届けて、使命を全うする。素晴らしい循環構造。このシステム完成のために何万年を必要としたのだろう。…

作業日誌その215

[山荘便り][作業日誌その215] 瞬く間にコナラの紅葉がすすみ、落ち葉になり始めた。大量の落ち葉が敷地につもり、風が吹くと吹き寄せられて、吹き溜まりができる。少しづつ燃やして灰にする処理作業がしばらく続く。白い灰は林床に還元する。カーボンニュー…

作業日誌その214

[山荘便り][作業日誌その214] 現住所周辺の雑木林に「ナラ枯れ」が広がってきているという情報を得た。コナラなどがナラナガキクイムシに取りつかれ、急速に枯れる樹木の感染症。根から水を吸い上げる機能が止まって枯れてしまう致命的な病気。対抗策がまだ…

作業日誌その213

[山荘便り][作業日誌その213] 秋の深まりを反映してコナラも紅葉し始めた。この後には、赤城おろしが吹きまくり、枯れ葉が吹き払われて、落葉樹は枯れ木と見分けがつかなくなるころ、本格的な冬が始まる。11月3日(火)晴れ午後、移動、薪ストーブ、読書。11…

作業日誌その212

[山荘便り][作業日誌その212] 我が山荘を縄張りにしている外猫のシロ、日中は敷地内にいて、三食を食べに来ている。夜はどこにいるのか分からない。人との距離は1mほど、程よい人との距離をライバルたちとの楯に利用している。半年ほど前には黒猫が来てい…

作業日誌その211

[山荘便り][作業日誌その211] 傾いた秋の日差し、まだ落葉が完了していないので、家の中に届く陽光は多くない。落ち葉が落ち切ると、日中は家の中は日溜りとなる。ストーブなしで過ごせる。10月19日(月)曇り午前、移動。午後、外猫ハウスの改造修理、読書…

作業日誌その210

[山荘便り][作業日誌その210] 10月中旬、雑木林の木々は水の吸い上げをほぼ終えて、落葉の準備、冬支度をはじめている。枝を剪定しても切り口は乾き気味。彼岸を過ぎると雑草の成長も穏やかになり、草刈りの効果も長持ちする。今年はドングリのなりも少な…

作業日誌その209

[山荘便り][作業日誌その209] 秋になって再びタマゴダケが発生、今回は量が少ないので鑑賞用にして食べない。近所のおじさんから、天然のシメジを2株いただいた。栽培ものと違って歯ごたえが強く、味も濃厚。春の雨季と秋の雨季には、このあたりでへ雑木林…

作業日誌その208

[山荘便り][作業日誌その208] 10月にはいると落葉樹の葉が色づき始める。ほとんどが落葉樹なので、冬場の林床は日が差し込んで明るいのだが、落ち葉の量が半端ではない。10月1日(木)曇り午前、移動(関越事故渋滞)。午後、昼寝、ヤマグリの後始末、スロ…

作業日誌その207

[山荘便り][作業日誌その207] 手前は草刈りした跡、奥のほう屋根の上に赤く咲いているのは、9月にはいってやっと咲き出したサルスベリの花。今年は、気候のせいか草木の変化が半月ほどずれている。サルスベリは咲かないのかと思った。 画像は17日に収穫した…

作業日誌その206

[山荘便り][作業日誌その206] 腐敗菌が侵入して開いた傷口を削り取り、薬品を塗って保護した部位を、シートでくるみ保護した。効き目があるかどうかわからないが、外に手立てがなさそう。回復してくれるといいのだが。9月7日(月)曇り時々雨午前、移動。午…