武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2023-01-01から1年間の記事一覧

杉花粉に覆われて

例年になく今年の杉花粉は量が多いと言う予報だったが 本当にスゴイ、半端ではない。朝の散歩の前に 薄黄緑色になったクルマに数杯の水をぶっかける。 すべての窓のくもりを拭き取りクロスで拭きあげる。 そうしないと気持ちよく安全に運転できそうにないほ…

アカガエルの大宴会

山荘の脇を流れる沢からにぎやかな動物の鳴き声がした。 水溜まりの中に何やら動いている。 遠いのでハッキリしないけれど蛙のようだ。 浅瀬の辺りに何匹もいてさかんになき交わしている。 スマホで検索すると声から判断してアカガエルらしい。 草むらに座り…

少し元気に その十

道端のセツブンソウ いつも散歩している遊歩道の道端に 待っていたセツブンソウが咲きだした。 今年は咲かないのかなと心配していたのだが それまで何にもなかった地面に ポツリポツリと芽が出てきたと思ったら みるみる一斉に咲きだした。 今年も無事に咲い…

少し元気に その九

赤城の山荘を手に入れてもうすぐ九年になる。 はじめは週末の山里暮らしで 所沢の暮らしと半々ぐらいの行き来だったが コロナのことがあって山里暮らしが大半になってしまった。 山里暮らしが長くなると今まで気づかなかったことにも気がつくようになる。 街…

少し元気に その八

24日からの記録的な寒波は凄かった。 夕方までは大したことないかなと侮っていたら 夜半ごろから北風が急に強くなり 布団のなかで荒れ狂う赤城下ろしになすすべもなく 翌朝になって初めてホゾ噛む思いを味わった。 ガス給湯器の配管が凍結、お湯を使いたくて…

少し元気に その七

赤城下ろしが吹き荒れる寒い日には 西側の工作室に設置してある薪ストーブに火をいれる。 電気やガス、灯油などを使うストーブと比べると その不便さは計り知れないほどあるけれど 山荘暮らしでは得がたい長所があり欠かせない。 私たちの山荘は雑木林の中に…

少し元気に その六

今日は旧暦の大寒の翌日、今年の冬は比較的暖かいと思っていたけれど 久しぶりに赤城下ろしと言う名の北西の強風が吹き荒れて 赤城山の南麓に人影が少ない。冬の小鳥も姿を見せず 冬木立の雑木林を大きく揺さぶる風の音だけが鳴っている。 この辺りの地元野…

少し元気に その五

私たち老夫婦は毎朝散歩に出る 豪雨やよほどの強風、大雪でもない限り 五十分程度のアップダウンのある遊歩道を 移り変わる四季の景色を楽しみながら歩く。 遊歩道のある道の駅の駐車場まで車で移動し 歩いているときは自然公園のようなのどかな道を 息が弾…

少し元気に その四

後期高齢者の二度めの運転免許更新のため認知機能検査に行ってきた 早めに家を出たのに雨の中、駐車場探しに手間取り 検査会場にはギリギリに到着。 受付と同時に検査室に当日の参加者とともに移動。 エレベーターでの移動だったが 高齢のため足の悪い人もい…

少し元気に その三

以前にこのブログにも書いたことだが 65歳の時、思い立ってダイエット BMI体格指数22まで減量して十年たった。 だが最近、少しずつ痩せはじめたことに気が付いた。 体重が減ると身体が軽くなり 日常生活が快適に過ごせて都合がいいのでうっかりしていた。 あ…

少し元気に その二

昨年の9月の終わり頃 道端にしゃがみこんだお年寄りを見かけた。 救急車を呼ぼうかと声掛けしたら 救急車はやめて手助けしてもらえないかと。 連れ合いと二人して 近くの自宅まで運んだはいいが ご老人思いの外大きくて重く 想定外の重労働になった。 その…

少し元気に その一

長い間、更新をなまけていた。 後期高齢の日常がたんたんと過ぎてゆき 気がつくと何事もなかったかのように たくさんの月日が経過してしまっている。 いけない、いけない。 反省したついでに、ブログを再開することにした。 ギャラが発生するような仕事の類…