武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 都内の清掃工場の焼却炉、水銀のために操業停止についての懸念

数日前に気がかりなニュースが新聞各紙に流れた。東京都内の清掃工場で、焼却ゴミに多量の水銀が混入、5焼却炉が操業停止に追い込まれているという。焼却炉の排ガス中の水銀濃度が1立方m当たり0.05mgを超えたのがその理由。 (画像は今回東京都から発表…

 『ハイドン新版 (大音楽家・人と作品2) 』 大宮真琴著 (発行音楽之友社1981/07/20)

武蔵野でも梅雨明けの厳しい暑さが続いている。だが、どうした訳か例年に比べて、蝉の鳴き声があまり聞こえない。<蝉時雨>などという風流なサウンドの洪水が、何時になったら体感できるかいささか気がかりである。 このところ暑さのせいもあるが、ふとした…

 『デジデリオ・ラビリンス−1464、フィレンツェの遺言』 森下典子著 (発行集英社1995/4/30)

デキゴトロジーから育った書き手の一人森下典子さん、「典奴どすえ」をはじめとする作品で器用で軽いエッセイストとばかり思っていたが、この本を読んで、考えを改めた。 人の前世を透視するというオカルトっぽい導入からはじめて、鑑真和尚とともに中国から…

 真夏の武蔵野、雑木林の彩り

仲間と一緒にやっている雑木林の、不法投棄ゴミの回収に行ってきた。梅雨明け宣言はまだだが、武蔵野はすっかり夏模様、道端の雑草たちの元気なこと、凄まじいばかりに生い茂っている。まだ、蝉の声はほとんどしないが、梅雨が明ければ一斉に、大音響を響か…

 『デキゴトロジー』 週刊朝日風俗リサーチ特別局編著

夏目房之介さんの傑作イラストコラムについて調べているうちに、その母体のデキゴトロジーのことが気になり出した。週刊朝日に連載され、1年1冊のわりで単行本にまとめられ、文庫に入れられて、全部を楽しめるようになっている。よほど人気があるのか、文庫…

 『小林カツ代−料理の事典−おいしい家庭料理のつくり方2448レシピ』 小林カツ代著 (発行朝日新聞社2002/4/30)

沢山の料理本のなかで、我が家のおかずとして一番たくさん食卓に上るのは、やっぱり小林カツ代さんのもの。日頃からおっしゃっていた通り、簡単で手間いらず、材料が入手しやすく、誰が食べても美味しいと思える気取らない料理、あるべき家庭料理を提案し続…

 増殖する週刊誌コラム=デキゴトロジー>事件イラストレイテッド>ナンデモロジー学問

現役の頃、家族そろって贔屓にして、毎週のように出入りしていた蕎麦屋があった。その店の雑誌置き場に、長い間、週刊朝日が1ヶ月分いつも置いてあった。興味を引く記事があると拾い読みした。懐かしい「デキゴトロジー」もそこで読んだ。重箱の隅をつつくよ…

 久しぶりのユーザー車検

リタイヤして時間だけはたっぷりあるので、自家用車のユーザー車検に行ってきた。10年以上前に、社会勉強にと一度チャレンジしてことはあるが、その後、現役の気ぜわしさにかまけて、知り合いに任せっぱなしだった。せっかく時間だけはあるので、今回、心機…

 ダイエットの顛末記(1)

若いときはそうでもなかったが、年齢と共にいつの間にか標準体重を大きく越えてしまった。健康法の一つとして標準体重に近づけたいと思い、体重を計りつつ食事制限に取り組んでみた。いわゆるダイエットと言うことを始めた。目標は標準体重BMI22。 体重…