環境
《マンションのベランダとソーラーパネル》 太陽光発電システムについてネットで調べていたら、マンションのベランダにソーラーパネルを設置したくて苦慮されている方が多いことが分かった。マンションにはそれぞれに管理規約や使用細則が決められており、バ…
《電力自給は良い気分》 ミニ太陽光発電システムが動き出したので、充電をする電気製品の電池やバッテリーを少しずつこちらの方に切り替えている。まずは、iriverと言う旧型のデジタルプレーヤーのリチュウムイオンバッテリーを充電した。1回の充電で50時間…
《ミニ太陽光発電システムの活用》 ミニ太陽光発電システムをどのように利用するか。ミニサイズ(最大50W)という発電量の制約もあるが、原則に則って考えることにする。理念優先で考えることにしたのである。 ネットなどで調べてみると、太陽光発電システム…
《ミニ太陽光発電システム工作》 先日、仲間と一緒にやっている環境団体の企画で、「「ミニ・ソーラーシステム・ワークショップと地域自立エネルギーへの取り組み」のお話」という集会があり、そのワークショップに参加して、ミニ・ソーラーシステムを工作し…
4月19日文科省から出された20ミリシーベルト暫定基準に対して、内外からの批判が高まっているけれど、国会での審議を見ても、この基準変更はなかなか難しそう。巨大な行政機構の意志決定は、いったん決まって発表されてしまうと、よほどのことがない限り変更…
浜岡原発の原子炉全面停止発言の次に、やはり来るべきものがきた。この国の2030年までのエネルギー政策であるエネルギー基本計画の全面的な見直し発言も、期待通りの良い発言だった。原発依存度を50%以上に持って行くと言う基本計画の構想は、今回の大震災…
5月5日の東京新聞のトップ記事が、福島第1原発の設計思想について、なかなか良いスクープを掲載していたことを知った。知らない人も多いと思うので、記事の全文を引用しておきたい。 今回の事故が会社側の見通しの甘さに起因していたことが、また一つ明ら…
5月6日、テレビのニュースでこの報に接した時、身内に湧き上がってきた安堵感は、東北大震災以来久しく忘れていた、久々の気持ち良い感覚だった。ひょっとするとこれは、この国の大きな方向転換の第一歩になるかもしれないという予感を伴って、<幽かな希望…
西日本新聞が4月末から5月始めにかけて連載した科学記事【崩れた安全神話 福島第1原発事故】の5回シリーズは、今回の福島原発事故を扱った連載企画としては、極めて早いものではないだろうか、そしてまた、この種の企画が今後たくさん出てくるであろうが、…
福島原発事故以来、東電株が大暴落しているので、これまでならこの運動に参加するにも20〜30万円以上の資金が必要だったが、単元株100株が今なら4万円ちょっとだから、比較的お手軽に東電の株主になれてしまう。 100株の株主になると、最高議決機関である株…
4月19日に出された福島県児童への非道な文科省通知に対する動きが、幾つか出てきた。8月末までの暫定的な通知なので、政策変更が意味を発揮できる時間は余り残されていないが、反対の大きなうねりとなることを期待したい。 (その一) 5月1日(日)、福島県…
30日の遅くになって、共同通信が配信した記事は興味深かった。問題となっている福島県の校庭使用基準についての通知は、原子力安全委員会で正式に検討されたものでなかったと言う指摘である。良い記事だったので、以下に全文を引用しておこう。 審議2時間で…
今朝の新聞を見ると、内閣官房参与に任命されていた原子力の専門家で東京大学大学院教授小佐古敏荘氏が、政府の原発事故対策を批判して、昨日29日付けで、内閣官房参与を辞任したことが報道されていた。 小佐古敏荘氏の辞任については、賛否両論がわき上がる…
福島第1原発事故が起きるまで<放射線管理区域>という語彙があることすら気にしていなかった。ところが事故に由来する放射性物質による汚染の広がりを見て、どうしても意識せざるを得なくなったので調べてみた。 Wikipediaによれば「人が放射線の不必要な被…
今日のニュースで、東京電力の清水社長に対して、佐藤福島県知事が「現時点では再稼働はありえない」と、怒りも露わに吐き捨てるように言った場面が非常に印象的だった。最悪の事故という形で原発のリスクに直面している現地の人々の切実な声であろう。 反原…
前に紹介したことのある「原子力資料情報室」をのぞいたら、原発デモが呼びかけられていた。今度の日曜日だ。 たくさん市民が集まると大きな政治的アピールになるのだが、この国の人々はデモによる意思表示が市民の権利だということを忘れてしまっていないだ…
なかなか先が見えてこない福島原発事故収束の見通しが、17日に東電から収束に向けた暫定の工程表が発表されたことにより、やっと少し明らかになってきた。混乱していた東電にもこの工程表を出せるだけの落ち着きが戻ってきたと言うことだろう。核燃料を冷却…
福島第1原発では、発熱する燃料棒を冷却するため延々と大量の放水が続いている。本来なら環境から遮断された循環システムの内部で完結するはずの冷却が、外部からの海水や真水の放水、注水により緊急避難的に行われているのである。このような綱渡り的な現…
大震災発生から1ヶ月が経過した。遂に、「経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度(INES)の暫定評価で最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表した。」(ロイター)という報道が流れた。 …
震災から1ヶ月が経過しようとしているが、今もって分からない重要項目の一つに、今回の事故によって福島第1原発から環境中に放出された放射性物質の総量がある。大気中と海洋中にどんな放射性物質(死の灰)がどの程度放出されたのか。放出されてどのように…
福島第1原発事故を終熄させる見通しが見えてこないまま、大気、土壌、海域への放射性物質(死の灰)による環境汚染は、ひたすら拡大の一途を辿っている。だが、ほとんどのメディアは危機感の表出を抑制し、あたかも重大な危機が遠のいたかのような偽りの日常…
福島第1原発では、放射能汚染水の環境への意図的な放出が、ついに開始された。理由付けは何であれ、深刻な海洋汚染が意図的に進行すると言う、恐るべき段階に踏み込みつつあることには変わりない。 福島周辺の海域にに生息する海洋生物たちには、自分たちの…
原発事故や放射能被爆について詳しいことを知らないので、ネット上で耳寄りな情報がアップされていないか、捜し回る日々が続いている。 また一つ、政府やマスメディアとは違う、市民サイドのウェヴサイトが見つかったので紹介したい。20年近く市民として、脱…
アメリカのオレゴン州にあるサイトOregonLive.comの「今日の写真」と言うコンテンツに、福島第1原発の非常に生々しい画像が12枚紹介されている。以下のURLをクリックすると今なら無料で閲覧できます。 http://photos.oregonlive.com/photo-essay/2011/03/…
新聞やテレビで知ることの出来るニュースに満足できず、ネット上でいろいろ調べていて、参考になる市民サイドのサイトが見つかったのでご紹介したい。「原子力資料情報室」 http://www.cnic.jp/ Wikipediaで検索したら組織の概要が以下のように紹介されてい…
11日に発生した東日本大震災で被災された皆様には、謹んで心よりお見舞い申し上げます。 また、不幸にして亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。 11日以降、見聞きする情報のあまりの酷さに、気持ちが沈み込み、鬱々とした時間を過ごしてきま…
先月の中頃に、建築廃材のリサイクル品、再生採石のアスベスト混入問題を東京新聞がスクープ、その後の報道でも他紙よりも先んじて関連記事を掲載、この問題を深く掘り下げようとする姿勢がなかなか素晴らしい。他紙しか読まない人は知らないと思うので、消…
数日前に気がかりなニュースが新聞各紙に流れた。東京都内の清掃工場で、焼却ゴミに多量の水銀が混入、5焼却炉が操業停止に追い込まれているという。焼却炉の排ガス中の水銀濃度が1立方m当たり0.05mgを超えたのがその理由。 (画像は今回東京都から発表…
新河岸川水系の身近な川の一斉調査に行ってきた。全国の環境関連の市民団体によるこの催しに参加するようになって、もう10年以上になる。 (右の画像は、協力的な高校の化学教室に集合、採取してきた水を検査しているところ、左の画像は砂川堀のサンプリング…
書庫の奥から懐かしいものが出てきた。今から30年以上前のとっくに賞味期限が切れているはずの本だが、キャンプやロングツーリングをする際に、この本を繰り返し参考にした。野外生活のあらゆる場面を想定して、理念ではなく技術を前面に出しながら、ストイ…