武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 朝のワンプレート(9)

ネット上で<中食(なかしょく)>という語彙にゆきあたった。ウィキペディアによれば、「家庭外で調理された食品を購入して持ち帰り、家庭の食卓で食べる食事の形態のこと」だという。そして、「持ち帰り弁当、スーパーやコンビニエンスストアの弁当・惣菜…

 朝のワンプレート(8)

数日間家を空けて旅行に行ってきた。宿はホテル、集まりは料亭の宴会場、久しぶりに旧知の仲間との語らいは盛り上がり愉快な時間を堪能してきた。宴会なので当然に宴会料理が並んだ。色とりどりの料理が並び、山海の珍味とまでは行かなくても、気分を盛り上…

 3月第4週に手にした本(19〜25)

*情けないことに書庫にあることを忘れて同じ本を買ったり、読んだことすら忘れて図書館に予約を入れたりするようになってきた。読んだり読みかけたりした本を備忘録としてメモ、週1で更新しています。(今週もたくさんの本を手にしたが全部読了できたわけ…

 朝のワンプレート(7)

なぜ朝食をパン食にしないのか。実は、これまでに何度か、市販の食パンやバターロールを使ったりパンケーキを焼いたりして、パン食の朝食を試みたことがある。目先がかわってそれなりに面白かったのだが、沢山食べたい野菜と上手く折り合いが付けられなかっ…

 朝のワンプレート(6)

一日3回の食事のうちで、朝昼晩のどの食事に力点を置くか。お国によって重点の置き方が違うという話を聞いたことがある。例えば、産業革命期のイギリスでは、朝食と昼食が1日の主要な食事として位置づけられて、心身のエネルギーを養う役割をはたしたという…

 3月第3週に手にした本(12〜18)

*情けないことに書庫にあることを忘れて同じ本を買ったり、読んだことすら忘れて図書館に予約を入れたりするようになってきた。読んだり読みかけたりした本を備忘録としてメモ、週1で更新しています。(今週もたくさんの本を手にしたが全部読了できたわけ…

 朝のワンプレート(5)

現役の頃の同僚で、ある日突然にクモ膜下出血が原因で、奥さんを亡くされた人がいた。高校生と中学生の二人の息子達を残しての突然の他界だった。残された男三人の家事に振り回される日々が始まった。 その時かつての同僚は、成長期の子どもを抱えて、食事に…

 朝のワンプレート(4)

食文化の研究者・石毛直道氏の「食卓文明論」には、家庭における食の営みを、主要な2場面に分け、<台所>をステージとする営みと、<食卓>をステージとする営みの、二つのステージからとらえかえそうという試みが紹介されていた。 台所における営みには、…

 『美味求真1巻復刻版』木下謙次郎著(五月書房1973/7/5)

まず、著者である木下謙次郎なる人物について、ウィキペディアによると「1869年(明治2年)に大分県に生まれる。1892年(明治25年)東京法学院(現中央大学)卒業。 政治家を志し、貴族院議員、衆議院議員として当選9回。この間、所属政党は、国民党、立憲同志…

 朝のワンプレート(3)

買ってきた食材を効率よく使い切るにはどうすればいいか。食材の使用量を指示してある既存のレシピに従うと、必ず何かの食材が余ってしまう。中途半端に余った食材ほど始末に困るものはなく、うっかりすると冷蔵庫の隅っこでミイラ化してしまいかねない。こ…

 3月第2週に手にした本(5〜11)

*情けないことに書庫にあることを忘れて同じ本を買ったり、読んだことすら忘れて図書館に予約を入れたりするようになってきた。読んだり読みかけたりした本を備忘録としてメモ、週1で更新しています。(今週もたくさんの本を手にしたが全部読了できたわけ…

 朝のワンプレート(2)

毎日の食事を引き受けるようになって、一番真剣に検討したことは、以前にも書いたことがあるけれど、食材をどこから仕入れるかということ、台所を預かるものの、これが第1の課題だ。自宅から半径1km以内に大型のスーパーが地域生協の他にもう2店舗と3つあり…

 朝のワンプレート(1)

昨年の今頃は、「うちの朝餉」と称して、朝ご飯をシリーズで紹介していた。あれらは私にとって一番簡単で楽で食べて美味しく、体調も良いと思える朝食だった。もう何年も同じような朝食が続いている。この頃、使用しているお皿は、強化ガラス食器コレール、…

 3月第1週に手にした本(27〜4)

*情けないことに書庫にあることを忘れて同じ本を買ったり、読んだことすら忘れて図書館に予約を入れたりするようになってきた。読んだり読みかけたりした本を備忘録としてメモ、週1で更新しています。(今週もたくさんの本を手にしたが全部読了できたわけ…