武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 『ゼロからわかる個人投資』真壁昭夫著(講談社現代新書)

定年退職して、自由になった時間を活用、生まれて初めてお金の運用方法について、少し勉強してみようという気になり、何冊か投資に関する本を読み始めた。これまで全く縁のなかった世界なので何を読んでも難しく、もどかしく、わからないことが多い。言葉の…

 遅れてやってきた武蔵野の秋

各地から秋の訪れが遅れているという便りが届く。ここ武蔵野でも今年の秋は遅れているという実感がある。いつまでも、残暑が続いて寝苦しい夜が9月の半ばまで。早朝か、日が陰ってからでないと、散歩に出ても汗びっしょりという始末。 ところが10月上旬を…

 奥日光の紅葉

今年最後のキャンプになるかもしれないと、通いなれた奥日光のキャンプ場に行っていた。朝晩の気温が10度近くに下がり、一段と空気が透き通り、爽やかで気持ちよかった。各地からの紅葉情報で、紅葉が遅れているのは知っていたが、奥日光も紅葉が始まりか…

 『スーパールーキー』ポール・ロスワイラー著 二宮馨訳(集英社文庫)

以前に同じ著者の「赤毛のサウスポー」という野球小説を読んで、楽しい思いをしたことがあるので、bookoffの105円コーナーで見つけ読んでみた。メジャーリーグを舞台にした成長小説ではないかと予想して読みはじめたが、青年のサクセスストーリーになって…

 『嫌老社会−老いを拒絶する時代』長沼行太郎著(ソフトバンク新書)

老人問題関連の書物を読み飽きて、しばらく遠ざかっていたが、たまたま気軽に手に取った1冊が面白かったので、取り上げてみることした。短時間で読める薄い新書ながら、内容が充実していて、興味を引く問題提起があり参考になった。 今年度から、団塊の世代…