武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 遅れてやってきた武蔵野の秋

 各地から秋の訪れが遅れているという便りが届く。ここ武蔵野でも今年の秋は遅れているという実感がある。いつまでも、残暑が続いて寝苦しい夜が9月の半ばまで。早朝か、日が陰ってからでないと、散歩に出ても汗びっしょりという始末。

 ところが10月上旬を過ぎて、急にキンモクセイの強い香りが漂い始めた。主張が強すぎて、好みの香りではないが、例年よりも1週間ほど遅れてやっと咲いた。住宅街を歩いていると、何回もキンモクセイの香りのドームに行き当たる。このところの天候も、晴れる日3日曇りや雨のぐずついた日が4日、ちょうど1週間のサイクルで、少しずづ寒さに向かって、気候がすすんでいる。(画像は、住まいの庭に咲いたキンモクセイの花、秋の日差しに輝いていた)