武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 『料理人』 ハリー・クレッシング著 一之瀬直二訳 (ハヤカワ文庫)

この本もbookoffの100円コーナーで見つけてきたもの、外れてもいいやと思って他の何冊かと一緒にまとめ買いしたなかの1冊だった。買ったまま何日かほったらかしにしておいて、何気なく読み始めて、たちまち魅了されてしまった。本棚のしかるべき位置に席を占…

 見事に咲いたダイコンの花

今日は午前中から見る見る気温上昇、20度近くまで上がりそうな陽気、強い紫外線を浴びながら、しっかり帽子をかぶってご近所の花見。今日は、桜が沢山植わっているところを狙って、一筆書きのようにあっちこっちを見て歩いた。 桜の性質なのか地形の温度差な…

近所の農園で満開の水仙

今日は朝から気温が高くポカポカ陽気、上着を一枚減らして散歩に出た。太陽が高くなってけっこう紫外線が強い。これからの散歩には日よけの帽子は必携のようだ。 自宅を出て公園を一回りしてから、住宅街の外側を北に向かう。しばらく歩くとけっこうな広さの…

自の宅前の桜の開花

ここ数日十度台の半ばの気温が続いていたので、周辺の桜の蕾が急に膨らみだしていた。今朝、ゴミ出しに外へ出てみたら自宅前の桜の大木が、少しだけ咲き出していた。正確に期日を記録したことがないので分からないが、実感としてはほぼ例年通りという気がす…

 『進化論の挑戦』 佐倉 統著(角川選書)

グールドの進化論エッセイが面白かったので、興味にかられて本書を手に取った。読みやすく明快な文体で、論旨の展開はなかなか刺激的、わくわくしながら楽しんで読める。内容は、進化論の歴史から、フェミニズムや環境問題、教育問題へと幅広い話題を提供す…

「ダーウィン以来(上)」SJグールド 浦本昌紀・寺田鴻訳(早川書房)

奥付を見ると84年に初版発行とあるから相当に古い。小説本に読み飽きると、自分の精神のバランスを回復するためか、自然にノンフィクションを読みたくなる。これは古くは中学生頃からの習性のようなもの。今回は、たまたまbookoffの100円コーナーで見つけた…

 少数意見表明の矜持

しばらくブログに飽きて、お休みしていた。 久しぶりに言いたいことがあったので、再び徒然ごとを書くことにした。 先月、2月27日に最高裁で、7年前におきた卒業式のピアノ伴奏拒否事件の判決があった。 関心がある事件だったので、判決時刻に合わせて、最高…