武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 川上澄生全集を愉しむ 中央公論社(発行昭和54年)

11月14日(水)の21:00からのBSiの番組「 ハイビジョンのひととき 私の美術館 - 風となりたや・川上澄生美術館」を見て、急に川上澄生の版画詩を思い出した。奇妙に印象の強い様式化された版画と、素朴な味わいのある詩文。小春日和の陽だまりで、背…

 カラマツ樹林帯の紅葉

この時期、標高1000mあたりに生えている カラマツの森が一斉に紅葉する。 12月になると、紅葉したカラマツの針葉が地上に降って ふかふかした落ち葉の絨毯となる。 その頃の出来立てのカラマツの絨毯の歩き心地は素晴らしい。 裸足になって駆け回りたく…

 塩原温泉郷へ紅葉狩りに

時間が空いたので、栃木の山奥の塩原温泉郷に、紅葉狩りを兼ねて行ってきた。紅葉は高原に行くと最盛期を過ぎており、徐々に山裾を平地に向かって紅葉の波が山を下っているところ。1000mを過ぎると風景は冬景色。幸いインディアンサマー(小春日和)の…

『臆病者のための株入門』 橘玲著 (文春新書)

なるほどとわが身を顧みて、うなずくしかない名言に接したので、紹介したい。「リタイアすれば、人はだれでもひとりの投資家として生きていくほかない」。この真実は、定年退職してみないと実感としては分らないかもしれない。働いて収入を得るという、生き…