武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 奥日光の滞在型キャンプ


 天気予報でやっと晴天がしばらく続く週間予報が出た。テントを持ち出して、奥日光へ4泊のキャンプに行ってきた。毎年行くキャンプ場なので、今回は湖の畔ではなく、湯川の横の木の下にテントを張ることにした。幸い好天に恵まれ、一度も雨に降られることなく快適な野外生活を満喫した。お盆休みが終わってから出かけたので、キャンプ場は適度に空いていて、混み合うこともなく好きな場所にテントを張ることができた。
 このキャンプ場は、最近はやりのオートキャンプ場ではない。駐車場から数百メートル、リヤカーで荷物を運ぶ手間がかかる。荷物もリヤカーに積める程度しか運べない。24時間管理人が滞在しているので、キャンプサイトの管理が行き届いている。炊事場とトイレを毎日清掃していて、嫌な匂いが全くしない。
 一日目は、自宅から奥日光までの移動日、途中の観光客目当ての野菜売り場で、安くて鮮度のいい野菜を購入、暗くなる前にテントを張り、夕飯を作って食べた。標高1500mの湖畔を吹く風は、涼しいを通り越して肌寒い。夏の装備のままでは風邪をひく。
 二日目は、戦場ヶ原のハイキングと温泉。戦場ヶ原は、夏の花の時期が過ぎており、見かける花の種類も数も非常に少ない。所々、秋の花が咲き始めていた。高原には、一足早く秋の気配が訪れている。 (下の画像は、戦場ヶ原の散策で見かけた花々)

 三日目は、少なくなった食料の買い出しと、ミステリィの読書、日中の気温が22度前後なので、何をしてもしなくてもすこぶる快適に過ごせる。
 四日目も、やっぱり温泉とミステリィ、週末が近くなったせいか、少しずつテントの数が増えてきた。子ども達の甲高い声が響くようになってきた。
 五日目は、テントをたたんで武蔵野の自宅への帰還、途中の野菜市場に寄り道して、安くて新鮮な野菜をたっぷり仕入れて帰宅した。