武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 武蔵野の秋の雑木林


 湿度の低い爽やかな風に誘われて、近くに拡がる雑木林に散歩に出かけた。まだ紅葉の季節に時間があるので木の葉が光を遮り、林の中はひんやりとしてそれなりに薄暗い。真夏と比べると、一足早く枝を離れた落ち葉が多くなった気がする。

 春のようにたくさんの花はないが、所々に愛らしい花が見つかる。図鑑で調べたが、名前を探し当てることはできなかった。余りに可憐な姿をしているので2つ紹介しよう。薄暗いのでフラッシュを使って写した。
 人通りの少ない林では、以前にも同じ場所で見かけたクモが、成長してずいぶん大きくなっていた。身体の模様もハッキリしてきて、大人になったのかなという感じがした。異性はどこでみつけるのだろうか、チト心配になった。