武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2005-06-22から1日間の記事一覧

 汚れた英雄 第1巻(野望編)大藪春彦著(徳間書店)

気付け薬の役割を果たしてくれるパワフルな一冊 この国のハードボイルド小説の金字塔、大藪小説の最高傑作(写真は67年5月に出た最初のハードカバー、定価が380円だった時代、装丁辰巳四郎) 「大藪春彦はお好きですか?」めったな人にこんな質問はできない…