今は亡き石原吉郎という詩人をご存じだろうか。かつて私が20代だったころ、苦渋に満ちたその鮮烈な詩表現に心酔し、70年代半ばあたりから何となく関心を失い、77年の晩秋に新聞で訃報を目にしたが、それっきりになっていた。そんな思い出深い戦後詩人。 今回…
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