武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2009-02-20から1日間の記事一覧

 『よもつひらさか往還』 倉橋由美子著 (発行講談社2002/3/20)

晩年の倉橋由美子の作品群に、このところ気持ちよく酔っている。全作品集以来、熱心な読者ではなくなっていたので再入門である。<桂子さんの物語>4部作と<桂子さんシリーズ>6部作を中心に、70年代後半以降の作品群を図書館から借りだして、少しずつ読ん…