武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2009-02-28から1日間の記事一覧

 猪谷六合雄の生涯と文章(その4)『赤城画帖』 高村光太郎著, 猪谷六合雄著, 西山勇太郎編集 (発行龍星閣1956/10/20)

猪谷六合雄の名前が解説者として出てくるこの本も、猪谷に関心のある人なら気になる1冊であろう。高村光太郎が東京美術学校に在学中の20代前後の頃、赤城にスケッチ旅行に来て、現地の少女と交わした相聞歌と、その時の素描を合わせて1冊にまとめたもの。素…