武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2009-03-04から1日間の記事一覧

 猪谷六合雄の生涯と文章(その6)『『猪谷六合雄―人間の原型・合理主義自然人』 高田宏著 (発行リブロポート1990/11/25)

この本を読んだことが、猪谷六合雄を詳しく知りたくなるきっかけだった。何と面白い日本人がいたものだと、感心し驚いた。著者の整理の仕方が上手くて、猪谷の人間的に優れていたところを、巧みに掬い上げて、分かりやすく教えてくれる傑作評伝だ。 以前に、…