武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2009-04-01から1日間の記事一覧

 新装版『春夏秋冬帖』 安住敦著 (発行牧羊社1985/8/31)

広島の詩人にして俳人の木下夕爾(きのしたゆうじ)の著作を読んでいて、木下が心から信頼を寄せていた俳人安住敦の随筆集「春夏秋冬帖」を手に取ってみる気になった。季節感のある気楽な読み物を期待して読み出し、期待以上の収穫を得たのでご紹介しよう。 …