武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2009-10-02から1日間の記事一覧

 二つの村上昭夫詩集『動物哀歌』 村上昭夫著 (発行思潮社1968/11/1)(発行思潮社現代詩文庫1999/12/31)

1冊目の村上昭夫詩集は「動物哀歌」だった。68年にH氏賞を受賞したことを受けた再版で、序文を書いた村野四郎氏の編集だったらしい。66年に300部発行された元の「動物哀歌」には、全部で193編の詩編が収録されていたのが、この時点で77編に精選された。私が…