武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2010-02-19から1日間の記事一覧

 山手樹一郎のことがもっと知りたくて=関連図書三冊

ふとした切っ掛けがあって、山手樹一郎の時代小説を再び楽しむようになった。思い起こせば、戦後の一時期、貸本屋が繁盛していた頃、山手樹一郎物は貸本屋の必須アイテムだった。「貸本キング」などと呼ばれてもてはやされたこともあったらしい。 その作風を…