武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2011-12-08から1日間の記事一覧

『大森澄詩集』(宝文館出版1984/1)

池波正太郎の銀座日記を拾い読みしていて、前から気になっていた大森澄という元巡査をしていたという人の詩集を読み、一気に引き込まれてしまった。池波は、日記の中で「この人の詩境は他の追随を許さぬものがあるのだ」と絶賛、珍しく気に入った一篇をそっ…