武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2012-11-11から1日間の記事一覧

 柴田天馬訳の聊斎志異について(3)

興味のある人について調べていると、どうしてもその人の肖像が見たくてたまらなくなる。柴田天馬さんは、どんな顔つきの人だったのか。服装や、声の調子まで気になってくる。大佛次郎氏の随筆によると、「やせた瀟洒とした好紳士であった。身だしなみよい地…