武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

快適な駅までの3km

toumeioj32005-05-10

 今朝も天気が良かったので、出勤の支度をしてスタート。最初の数分はウォーミングアップのつもりで呼吸を整えゆっくり。商店がならぶ高層マンションの辺りから徐々に調子をあげる。朝から動きが始まる商の人と顔を合わせると挨拶。
 商店街から大きな住宅街を通って近道をする。この季節、庭好きのご家庭では手入れの良い庭木や草花が、次々と花をつけ眼を楽しませてくれる。庭仕事をしている人がいると一言賛辞を送ることにしているが、今朝は誰にも会わなかった。澄んだ朝の空気の中、朝日を浴びて初夏の色鮮やかな花々が静かに花弁を広げていた。
 車道にでると早朝練習に向かう中学生を追い越す。たくさんの荷物を下げた彼ら彼女らは早く歩けないので、毎朝10人以上は追い越してしまう。
 同じ時間帯を歩くらしく、毎朝、同じ顔ぶれの散歩者とすれ違う。追い越したり追い越されたり、身体が温まり薄っすら汗ばむようなスピードで30分歩くと駅に着く。耳にはipodからの音楽を聴きながら歩いている。血の循環が良くなるせいか気分爽快、頭の中に快調にいろいろな想いが湧き上がってくる。
 こんな一日の始まりがすっかり習慣になってしまった。