武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 澄明な空気の中の朝の散歩(画像は、ようやくほころび始めた航空公園の桜、今週末が花見の見ごろか)

toumeioj32006-03-27

 6時に起床して朝の一連の儀式を済ませ生ゴミを出し、さて、今日の朝の散歩は南へ向かう。住宅街を横切り、通信基地の脇の緩やかなのぼりを一気に横切り、航空管制施設の横をぬけて航空公園に入る。気温は体感では10度前後、パラシュートの生地のウィンドブレーカーを通して、爽やかな風を感じる。
 公園の中で車道の騒音が消えるので、ipodの音楽をバーンスタイン指揮のマーラー交響曲7番に切り替え、頭の中いっぱいに広がる音響の波にのってあるく。いつものジョギングコースを2kmほど歩き、公園の奥のスポーツ広場の方へと足を伸ばす。月曜日の朝なので、テニスコートは空っぽ、野球場に1チーム練習しているのみ、時折深呼吸しながら背筋を意識的に伸ばして歩く。桜が蕾を開きかけてきた、2分咲きといったところ。所々気が早い枝では、7分咲き程度に咲いている、今週末は満開の花盛りとなって、花見客で溢れかえりそう。
 どこまでの歩いてゆけそうなほど気持ちいいが、休日のロングコースの歩きかたで自宅に戻る。大体2時間程度の散歩なので、15kmほど歩いたことになる。通勤という目的地に向かう歩き方をする必要がなくなったので、ぶらぶら歩いていてスピードが落ちたようだ。自宅に着くまで、体温が上がり、心臓も快調に脈拍を打ち、血の巡りもすこぶる滑らか、雑念が次から次にと沸いてくるので、脳みそもご機嫌のようだ。