武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 スペイン旅行01日目(移動日)(画像は4月下旬の頃、スペインの道路脇に可憐に咲いている風に揺れているアマポーラの花、野生のケシの一種)

toumeioj32006-04-20

 この日から、スペインへ観光旅行、成田空港の民間駐車場まで車で移動、昼頃に出発するスカンジナビア航空コペンハーゲンへ行き、スパンエアーの便に乗り換えてマドリッドへ。移動時間の合計が飛行時間だけで約15時間、うんざりするほどの長旅なので機内の過ごし方を一工夫。
 今回は、フル充電したipodとナンバープレーズのパズル雑誌、新書の「ウェヴ進化論」、文庫の「蝶の生活」をすぐ取り出せるように準備。私は無為に時間を過ごすのはそれほど苦手ではないので、それほど苦痛を感じないが、途中で機長の放送で喫煙行為があった旨のアナウンスがあった。ヘビースモーカーにとっては、辛い禁煙タイムになったことだろう。
 最近では旅客機の機内は完全に禁煙となったが、以前は灰皿つきの席があり、もうもうと煙が立ち込めて苦しい思いをしたことを思い出した。喫煙が次第に犯罪行為に近づきつつあるような時代となった。ドラッグとして歴史もあり洗練を極めた嗜好品だが、発覚しつつある慢性毒性は、嗜好品の限界を遥かに越えている。人体に有害な毒物と言うしかあるまい。
 ところで、機内食が2回サービスされたが、だんだん食事らしくなってきたので助かる。国際線の機内食を評価するサイトを探したらスカンジナビア航空を高く評価したものがあった。評価基準を明確にして、どんどん機内食を批評してもらうと面白いくなるので頑張って欲しい。