武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 退職者の梅雨模様

toumeioj32006-06-18



梅雨前線が停滞して
ぐずついた天気が続いている
散歩に出ても傘が手放せない。


今日も歩き出してしばらくすると
細かい粒がふわふわと落ちてきた
傘をさすタイミングが難しい
粒が大きくなり落ちる勢いが強くなって
傘を広げたがじきに雨粒に元気がなくなった。


しばらく歩くと湿度が高いせいか
全身がじっとり汗ばんでくる
風もないのでスピードをだして
風を切るようにして歩くしかない。


住まいの近くの庭の芝の隙間から
信夫モジズリ(ネジバナ)が咲いているのを見つけ
カメラを持ち出して写してみた。
昨年の今頃にもこの花を見つけ
接写で写した記憶がある。


ねじれて花を付けることに
どんな意味があるのか
細かいピンクの花弁が
何とも可愛らしい。


分類ではランの仲間らしいが
絶滅を危惧する必要がないほど逞しい
珍しい種類だという
確かに芝の隙間から
可憐なわりにはしっかりとした花を付けている。