武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

冬晴れのいい天気だが風は冷たい

自宅から南の方に向かって散歩
5分ほど歩いて日の当たる道を歩いていると
体が温まり気分が何となく高揚してくる
関節の動きが滑らかなことを
この頃何故か気にするようになった。


関節といえば脊椎動物として進化した生き物にとって
関節は重い身体を支え
自由な動きを維持する最も重要な
体内メカニズム。
昆虫達のように外側の鎧を依存することなく
体重を支える支柱を体内に取り込んだこと
このデザインは素晴らしい。
脊椎動物の有利を保障する分岐点となったことは
素直にうなづける。


そんなことを漠然と考えながら
関節を自由に動かしながら
散歩の距離を伸ばしていった。
どうも高齢とは、この関節の自由な動きに
支障をきたすことらしい。
温泉につかってくるとこの関節の動きが
何故か調子いい。
潤滑オイルを差した
歯車のような感じがするというのは大げさか。