武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

薄日がさしたが5度に満たない寒い一日

読書の合間に
昨年に仲間からいただいた最後の里芋で
煮っ転がしを作った。
里芋の下ごしらえは面倒
皮をむくとき手が痒くなったり
つるつるして手が滑ったりするので
少々工夫したやり方で処理している。


泥つきの里芋は
大きな鍋に水と一緒に入れて
しゃもじでぐるぐるかき混ぜて
泥を落す。
同じ鍋にお湯を沸かし
沸騰したらタイマーで5分間
茹でて水で冷やす。


里芋の皮と表面に数ミリほど火がとおり
包丁で傷をつけてやると
つるりと皮がむける。
手も痒くならない。傷んでいる部分は
包丁で削り取る。
こうして中はナマの下ごしらえ済みの里芋が
比較的簡単に出来上がる。


後は好みの調味液を作り
里芋をいれて圧力鍋で3分加熱
5分ほど余熱を加えて出来上がり。


イカやタコ、ひき肉などと一緒に煮ても美味しいが
今回はシーチキンと一緒に味をつけてみた。
煮汁に溶け出したとろりとした食感、
何食分かの常備菜の出来上がり。