武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 赤毛のアン出版100周年の記念行事を楽しむ

 以前にも取り上げたがhttp://d.hatena.ne.jp/toumeioj3/20080306、今年は赤毛のアンの出版100年目、100周年を記念していろんなところで100周年を記念する商売が大賑わい。こんな機会でもなければお目にかかれない手の込んだ企画が、アンの人気にあやかって登場するので、こういうお祭り騒ぎには楽しく便乗するのが一番、この機会を逃がしてしまうと二度と手に入らないか、二度とお目にかかれないものが次々と出てくる。アンの物語が嫌いでなかったら、是非覘いてみることをお勧めする。最近、気がついたものを紹介しよう。

劇団四季のミュージカル「赤毛のアン」の公演が2月から始まっています。
http://www.shiki.gr.jp/applause/anne/index.html
プリンスエドワード島赤毛のアン100年公式サイトがアップされています。
http://www.anne2008.com/
赤毛のアン生誕100年感想文コンクールなるものを新潮社が企画、「最優秀賞受賞者は、アンの島・カナダのプリンス・エドワード島へご招待」とのこと、詳細は以下のサイトへ。
http://www.shinchosha.co.jp/anne100/
④NHK教育テレビでこの4月から赤毛のアン出版100周年を記念して「3か月トピック英会話」で赤毛のアンを取り上げています。松本侑子さんと松坂慶子さんのコンビでプリンスエドワード島のアンゆかりの風景や原文のさわりなどに触れる番組。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/pop-anne.html
⑤また、NHKのサイトの中に「赤毛のアンの国」というサイトが出来ています。
http://gogakuru.com/anne/
⑥2008年の「赤毛のアン」刊行100年を記念して、カナダプリンスエドワード島政府観光局とインターナショナル・キルトウィーク横浜は、「赤毛のアン」ミニキルトコンテストを共同開催しています。
http://www.viq.com/iqw/ann-mini.html
村岡花子訳の新潮文庫が100周年記念の新装版を出版、これまで省略されていた部分を村岡花子さんのお孫さんが補足、より完全な形の「赤毛のアン」が楽しめます。425ページ540円が、529ページ660円になっています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/410211341X?ie=UTF8&tag=quiltinfobox-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=410211341X
⑧100周年を記念して、100年前の装丁を再現した原書まで記念発売されています。
http://www.amazon.co.jp/Anne-Green-Gables-L-Montgomery/dp/0399154787/ref=pd_sim_fb_img_2
 まだまだ他にもあると思うが、これらのイベントは100周年にあやかった御商売、消費者としては、何のかんのと文句を言ったりせずに、気に入ったものをチョイスして楽しむのが利口なやり方。ちなみに私は④の語学講座を週1回楽しみにしている。