武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 インドツアーで出会った乾期の花々


 インドは広いので各地域によってずいぶんと気候に違いがあるらしいが、基本的にはモンスーン気候、今回行ったのは11月から2月までの比較的涼しくて乾いている日が多い時期、どんな花に出会えるか興味があったのだが、他の季節は知らないので、多かったのか少なかったのかも分からない。ただ、花に来るはずの昆虫たちにほとんど出会えなかったので、花の季節ではないのかなという気がした。バスで移動中に、道端で1度だけミツバチの巣箱が並んでるのを見かけた。
 3月から5月にかけての酷暑期には、内陸部では50度近くまで気温があがり、草花はみんな枯れてしまうと言う話を聞いた。真昼には人も家の中に逃げ込んで、町から人気が消えてしまうのだという。草花にとっても過酷な気候なのかもしれないが、よく分からない。
 今回は、北部を回ったことになるが、それなりに花を見かけた。日本のように一斉に花が咲き出すような時期があるのかどうか、現地の人は花には興味がないらしく、花にカメラを向けると奇妙な顔をされた。