武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 新たな生活空間の構築(79)


《去り行く冬の山荘滞在日数》

 山荘を手に入れて2年半、2度目の冬が過ぎた。取りあえず1月から3月までを冬季として前年度と比較してみると、山荘での過ごし方の変化が分かるのではないか。ツレの集計をみると以下のようになっている。1月(13日)、2月(12日)、3月(14日)、合計で39日の滞在だった。昨年の冬は28日だったので、大幅に増えた。やっと厳しい冬を楽しむ余裕がでてきたと言うことか。

 赤城山の南麓は、気候的に穏やかで過ごしやすいと聞いていたけれど、今年は名物赤城颪の日も少なく、1月17日夜間の降雪で30cmほどの積雪は1回あったものの晴天に恵まれた日が多かった。今年の1月から3月までの前橋の晴天日は3ヶ月間で70日、晴天率はなんと77%。1月2月は晴れた日の明け方、放射冷却で冷え込み、マイナス10℃あたりまで冷え込む日もあったが、就寝中の防寒対策がわかってきたので、慣れてしまえばどうと言うこともなくなった。(画像は、珍しく30cmの積雪となった時の様子、軒下にあるのがストーブ用の薪置き場)

 朝晩の暖房さえなんとかなれば、日中は日差しがさしこみ南側の室温は15℃近くまで自然に上昇するので日中はストーブを使わなかった。日が陰る午後の時間帯になるとみるみる気温が下がり、室温もいつの間にか冷え冷えとしてくる。夕方からは、何らかの暖房がないと厳しい。

 活躍したのは、やはり薪ストーブ、安価なステンレスのストーブだけれど、豊富にある薪のおかげで燃料切れの心配はなく、思う存分燃やすことができた。敷地内の倒木や伐採した丸太があちこちにゴロゴロしているのを割って使えばいい。前の年に割って蓄えておいた分が残ってしまうほどあるので、屋外用と室内用の薪ストーブでおおいに利用した。