武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2005-06-27から1日間の記事一覧

 絵本作家の長新太さん死去、また稀有な才能が鬼籍へ 「プラテーロとわたし」春・夏編 J・R・ヒメネス・作 伊藤武好/百合子・訳 長新太・画(理論社アテネ文庫)を再読

6月25日、喉のがんで長新太さんが77歳でなくなった。長新太さんを絵本作家と呼んでいいかどうか。漫画家、挿絵画家、絵本作家、レッテルはいろいろ貼れると思うが、その画風はたやすく真似が出来るようなものではなかった。独特の個性があり、どの絵を…