武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2005-06-28から1日間の記事一覧

 「プラテーロとわたし」秋・冬編 J・R・ヒメネス著 伊藤武好/百合子訳 長新太・画 (理論社フォア文庫) 昨日の続き

長新太さんの訃報をきっかけに引っ張り出してきたヒメネスの散文詩集、プラテーロ。10年以上前になるが、近代のスペイン文学史が気になり、調べてみようとして困惑したことを思い出した。言語の普及割合と比較して、スペイン語圏からの文学作品の紹介が不…