武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2005-08-29から1日間の記事一覧

  新訳続出のロングセラーの少年向け読み物の新訳を遅ればせながら一点読んでみた、そして不思議に思ったことと素朴な感想。

内藤 濯の訳で岩波少年文庫から「星の王子さま」の初版が出たのは1953年。私が初めて読んだのは、多分60年代の前半のいつかだったと思うが、何時ごろだったか余りはっきりしない。一読、やさしい感じがして面白いと思い、友人の何人かに勧めた記憶があ…