武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

2008-01-23から1日間の記事一覧

『私―谷川俊太郎詩集 』谷川俊太郎著 (発行思潮社2007/11/30)

谷川俊太郎さんの一番新しい詩集、当たり外れのない、この国では珍しい本物のプロの詩人だと思ってきたが、何年か前、minimalという詩集を読み、「しばらく詩から遠ざかりたいと思ったことがあった」と書いた後書きを読み妙に納得した。その詩集の呟きのよう…