ウグイスカグラの実が熟してきた初夏の雑木林
昨日、仲間と武蔵野のある雑木林へ、不法投棄されたゴミを回収するボランティアに行ってきた。3月4月の引っ越し転居の時期の後なので、予想はしていたが、家庭ゴミの大量の不法投棄を見つけ、運搬用の軽トラックの荷台が、たちまち満杯になってしまった。困ったことである。
一方、雑木林の中の自然に目をやると、春先に真っ先に可憐なピンクの花をつけていたウグイスカグラの枝に、透明感のある真っ赤な実がつきはじめていた。良く熟した実は、口に入れると甘酸っぱく、野鳥たちの絶好のご馳走になりそう。数を集めれば、焼酎などに漬けて果実酒として賞味できようが、そんなに多くないのでそっとしておいた方がいい。
野草を見ていると、驚くほど季節の移り変わりは素早く、ほとんど日替わりのテンポであわただしく咲く花が変わって行く。雑木林は本当に面白い。