武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 お気に入り音楽サイトのご紹介


 最近、音楽関連のサイトをネットサーフィンしていて、偶然に素敵なサイトを見つけたので紹介したい。題して「作曲する言葉」、トップページに〜音楽をつくることに関心がある人へ〜とあるように、作曲に関心のある人向けに様々な情報を分かりやすくガイドするという内容、音楽コラムと音楽本の紹介が中心となっている。
 私が気に入ったのは、(1)紹介や解説の文章が丁寧で分かりやすく、明快な日本語で記述されていたこと。とても完成度の高い日本語です。(2)作曲という角度から、真摯な態度で、探求的に音楽にかかわり、その関心を平明な言葉に変換して伝えようとしていること。神秘化や韜晦への志向性がほとんど見られないので安心です。(3)作曲にかかわる本の紹介が、抜群に素晴らしいこと。このコンテンツだけでも一読の値打ちがあります。
 私がごちゃごちゃ書くよりもずっと分かりやすいので、トップページの「コンテンツのご案内」を引用してみよう。

作曲コラム
「作曲って何なの?」という素朴な疑問と向き合ったコラムや、書籍紹介をしながら自由に語ったコラムを掲載しています。

作曲に関する本
学習意欲や知的好奇心に応える本を集めてレビュー。評論から技術書まで、硬軟織り交ぜて取り上げています。

読んで欲しいこの一冊
“隠れた名著”である『音楽をつくる可能性』(ジョン・ペインター著)を徹底紹介しながら、「作曲そのもの」に迫って行きます。現在は絶版状態にあり、本当に“隠れた”本となってしまっており、一日も早く復刊されることを望んでいます。

作曲発言集
古今の音楽家たちの言葉を集めました。多様で多彩な思索の軌跡が垣間見えると共に、そこに共通するものも読み取れるでしょう

ブログ「航跡の響き」
エッセイ・雑記やプチコラムなど、PC/DAWで音楽制作を行う管理人がつづるブログです。

 紹介されている本の中から、面白そうな一冊をさっそくネット注文してしまいました。プロフィールにオリジナル作品の紹介もあり、視聴もできます。とても才能豊かな管理人さんのようです。是非下のURLをクリックしてみてください。
http://sakkyoku.surukotoba.com/