武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 ネット上の仮想書店「ポシブル堂書店」のご紹介


 本好きが何人か集まると、PCで本が読めるかどうか話題になることがある。まだ多くの本好きは書籍執着型だが、何年か前から、私はPC読書を少しずつ楽しむようになってきた。今回は、PC読書派には是非おすすめしたいサイトが見つかったので紹介したい。
 このサイトからもダウンロードできるようになっているが、PC読書には縦書きにして読めるソフト、<縦書きビューア>があるとないとでは大違い、私はT-Time(ティタイム)に1050円のライセンス代を投資して、目の疲れない色を背景にして、好みのフォントと文字サイズで楽しんでいる。
 さて、このポシブル堂書店だが、お勧めは無料の<パーソナル・パブリッシャーズ>の本棚、全529 作品がただで読める。時代小説の冬佳彰作品は、ネット上でしか読めないが、なかなかの仕上がり、電子本もここまで進化したかと目を瞠るような佳品揃い。
 <インディペンデント・パブリッシャーズの本棚>の方はまだ利用したことはないが、面白そうな有料電子本が、今のところ173作並んでいる。新刊書籍と比べてやや価格が安いのが利点か。
 青空文庫もそうだが、電子本は、ただで読めるのが何とも嬉しい。以下のURLをクリックすると仮想書店のトップページが開くので、試してみようという方は是非どうぞ。
http://pbc.on.coocan.jp/necom/