武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 朝靄の彼方から日の出


 今朝の武蔵野は、昨日に比べてやや冷え込みが和らいで穏やかな晴天、散歩に出かける途中で、朝靄の向こうから昇ってくる日の出を見た。輪郭がくっきりしているのに風景の細部がやさしくぼやけて、なかなかの情景だった。
 車を止めてシャッターを押していたら、同じ光景に心動かされたのか、通りがかった人から声をかけられた。早起きをして散歩に出ると見慣れたはずの町並みが素敵な変貌をとげ、眼福と呼びたくなるような素晴らしい一瞬を見せてくれることがある。早起きに得があると言うのは本当です。
(画像は今朝の日の出、広々とした通信基地の向こうに朝靄にぼやけた町並みのシルエットが影絵になって見えた)