武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 咲き出したシナマンサク、春の先触れ


早朝の航空公園を歩いていて、シナマンサクの花が咲いているのに気がついた。たくさんの大きな枯葉を付けたままなので、細くて黄色い地味な花はあまり目立たないけれど、花の少ない時期なので、健気な感じがして心がなごむ。
ネットで調べるとただのマンサクと比べ、甘い香りが強いとあるが、まだまだ寒い早朝のせいか、ほとんど香りは漂ってこない。細く縮れた4本の 黄色いリボンのような、奇妙な花びらを広げて、なかなかに面白い形をした花である。名前の通り、中国原産の「マンサク科マンサク属の耐寒性落葉広葉潅木〜小高木」、マンサクよりも先に花を付けるのが特徴。