武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 アフター・ダイエット(3)


ふとした思いつきから食事を制限するダイエットを始めて10ヶ月が経過した。4ヶ月で目標にしていた<BMI22>を達成したものの、リバウンドしない為に食事制限を緩和しながら、少しずつ体重変化を安定させるように苦慮してきた。名付けて<ダイエットの後始末>と<アフターダイエット>で6ヶ月を費やしている。
体重を減らすのも大変だが、減らした後どうするかもけっこう難しいことが分かった。うっかりすると減りグセがついたのか、体重が減り続けるのである。<BMI18>を下回ると、痩せすぎてかえって病気になるリスクが高くなるというデータがある。
減らしていた炭水化物を増やし、動物性タンパク質や脂肪の摂取量を増やしてみた。食べないことにしていたスイーツおやつ甘いものにも手を伸ばすようにもしてみた。
砂糖を多用したお菓子の類が、如何に高カロリーか、美味しさをさらに際立たせるために添加する脂肪分との相乗効果で、甘い洋菓子は思わぬ肥満への最短ルートだということがよく分かる。
ひたすら下がり続けていた体重グラフが、水平方向に安定し始めたのである。ダイエット前の食生活とあまり変わらないようにしてみた結果である。おそらく、私の場合は、大好きだったお菓子の類が、長年の累積で肥満の素になっていたのではないか。
体重を安定させる今後への見通しが少し分かってきた。