武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 酷暑にもめげず

 酷暑にもめげずと言いたいところだけれど、いささかこの連続する暑さには参っている。梅雨明け十日という言葉があるとおり本当に暑い。身体のほうは1週間ほどで夏モードに切り替わったらしく、でてくる汗が塩分の少ないサラサラした汗に変化した。暑さのはじめ頃は、首まわりや腕まわりが汗でピリピリして不快だったが、どうやらこの暑さに適応しはじめたらしい。
 朝の散歩も気温の急激な上昇で、早足で歩くと汗びっしょりになるので、スピードを緩めてカメラ片手に雑草の表情を接写で映しながら、のんびり歩くようにしている
 名前は分からないが、大木の下などの少し涼しそうな草むらを気を付けてみると、可憐な花がみつかる。少し画像処理してやると、艶やかで幻想的な感じに変身する。
 真夏の公園で見つけた、早朝の雑草の花の様子である。実際はもっと瑞々しく可憐な感じで咲いている。肉眼では、小さすぎて花の様子はよく分からないので、カメラを近づけて、極端な接写でとってPCで拡大してやると、面白い形が浮かび上がってくる。小さな昆虫の目になったつもりになれて面白い。