武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 ギリシャ旅行8日間⑥補足のこぼれ話


 帰路はアテネの空港を現地時間12時25分に立ち、ローマを経由して14時間ほどをかけて成田に帰国。実質8日間だったが、ギリシャとの移動に3日を使い、観光に使えたのは5日間。あっと言う間の今回の旅だった。最後に印象に残ったことを拾っておこう。 (右の画像は、メテオラ修道院でみかけた花の蜜を吸いに来たコガネムシ)

①かなり割安感のある旅費だったが、期間中の荷物運びは、すべて自分で行いポーターを使わないツアーは初めてだった。自分の腕でもてる程度の荷物で旅行するという、庶民らしい今回のスタイルが気に入った。かねがねポーターを雇って運んで貰う大荷物のスタイルに疑問を持っていたので、今回はすっきり。重量制限を超える人は一人もいなかった。 (左の画像は、オリンピア遺跡でみかけた前足が1本しかない人なつっこいネコ、骨折ではなく生まれつきらしく、撫でてみたら小さい手の骨が幽かに残っていた)

②18人というツアーの人数が、小規模で行動しやすかった。同じ日程の40人近い別のツアーは、見ていて気の毒だった。また、いつも楽しみにしている参加者同士の交流も面白くて、気持ちの良い旅ができた。笑い声がたえない毎回の食事が楽しかった。退職者同士の情報交換で、それぞれに個性的な第二の人生があることが分かり、有益だった。 (ミケーネ遺跡の草むらでみつけたバッタ、何かを真剣に話しているような様子が面白かったのでパチリ、ひょっとすると恋の語らいだったのかもしれない、ギリシャのバッタは派手!)