武蔵野日和下駄

10歳から続く乱読人生、年季の入った活字中毒、頭の記録メディアがダウン寸前、記憶のダイエット装置

 沖縄の島々への避寒紀行(3) (画像は竹富島の散歩中に見かけた花とケムシ、12月のこの時期になんとケムシがお食事中ですよ)

toumeioj32005-12-29

 3日目の今日は、石垣島の大原港から再び高速船で竹富島に渡り、最も八重山諸島らしい家並みが見られる集落を観光、のんびりと赤瓦とサンゴの石垣の集落を歩く。サンゴ由来の白い砂を敷き詰めた集落の道を歩いていると気持ちがのんびりしてくる。
 散歩中に不思議なチョウをみた。アゲハほどの大きさで飛行中に羽根をひらいたまま滑空するので驚いた。まるで紙飛行機のようにふわりふわりと滑空するようすがのんびりしていて面白い。滑空するチョウなんて初めて見た。名前を調べたらオオゴマダラという有名なやつらしい。詳しいサイトが見つかったので興味があったら覗いてごらん。蛹と幼虫がすばらしい。蛹と幼虫にも是非会いたくなった。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/oogomadara.html
 その後、石垣島に戻り川平湾でグラスボートにのり、海底のサンゴや熱帯魚を見せてもらう。巨大なアコヤガイにも驚いた。

 話は変るが、石垣空港がチト面白い。滑走路が1500mほどしかないため(普通は4000mくらいある)離着陸が凄くスリリング、特に着陸直後の急制動は、油断していると前の座席に突っ込みそうになる。離陸時もエンジン全開で、背もたれに押し付けられる加速Gが快感。ちょっとしたジェットコースターみたい。これは期待していなかった楽しみの一つ。石垣空港の概要がわかるサイトに行けます。本土の空港では3000mを切れば短いとされるが、なんと1500mしかないのですよ。凄い。沖縄の島々の空港はほとんど滑走路が短い。ぜひ離着陸を楽しみたい。
http://www.pref.okinawa.jp/airport/index/is/isigaki00.htm